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【moshimoshi-Books no.65:美術】
題名:西洋画人列伝
著者:中ザワヒデキ
出版社:NTT出版
発行:2001

著者がルネッサンスから20世紀美術で活躍した偉人達に成り代わり、紹介文がすべて一人称で書かれている。ダ・ヴィンチ、ベラスケス、ピカソ、ウォーホー ルなど総勢60名が、それぞれのポリシーや時代背景を語るのですが、何と言っても超人なりの悩み、人間臭さにぐいぐいと引き込まれてしまう。こういう美術 史の表現の仕方があったのかと驚きと同時に嬉しくなる。中ザワ氏お手製のCG図版や肖像画も見物です。





それでは、序文より


著者から見ても奇天烈な本に仕上がった感は否めない。本書が学術書なのか小説なのか、文芸書なのか美術作品なのか、はたまた専門書による啓蒙書なのか素人 ならではのアイディア本なのかは、おそらくどれでもないし、どれでもあるのだろう。本書が広く愛読されることを願う。

中ザワヒデキ

目次の偉人サブタイトルも傑作です。


ああ、遠近法とはなんと素晴らしいものか(ウッチェロ)
絵画は「世界を映す鏡」である(ダ・ヴィンチ)
森羅万象から生まれた「ダブルイメージ」(アルチンボルト)
いったい絵はどこからはじまるのか?(ベラスケス)
天使は描かない。なぜなら見えないから(クールベ)
その動き!その瞬間!(ドガ)
女は天使であり、そして娼婦でもある(ロセッティ)
花は眼球、蝶は霊魂(ルドン)
小さな嘘を重ねて大きな真実を作る(ボナール)
自然をつらぬく叫びを聞いた!(ムンク)
絵画とは、破壊の集積にほかならない(ピカソ)
あらゆるものには意味がない(デュシャン)
「実在主義のカウボーイ」だと?(ポロック)
僕は退屈なものが好きだ(ウォーホール)

などなど

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