tsubomono

6月からけっこう真面目に取組んでおります。

3ヶ月経過したのですが、劇的に何かが変化したという気配よりも「ん、なんか大丈夫」みたいなことの方が多いです。毎回驚くのは、夜になると足が浮腫んでしまうのですが規定のツボ押しを15分ほどやると、ふくらはぎが良い感じにプルプルしている。どう展開しようかまだ模索中なのですが、【tsubomono】プロジェクトとしてツボサイトをコツコツと更新しております。一番の収穫は、何気なくツボの位置を自然に覚えていること。「あ、ここ脳下垂体ね」とか、「僧帽筋か」などなど。密かにツボマスター目指してます。

気の向いたときにでも、パソコン見ながら押してみて下さい。

tsubomono : http://tsubomono.wordpress.com/

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Book

【本】★★★★
題名:自然と生体に学ぶバイオミミクリー
著者:ジャニン・ベニュス
(2006/オーム社)

バイオミミクリーとは、自然界のモデルを研究し、そのデザインとプロセスを模倣したり、そこからインスピレーションを得て、人間界の諸問題を解決する新しい科学のこと。そして、自然界で培われた38億年の生命進化によって淘汰されたことを評価基準としている。自然を搾取するのではなく、なにを学べるかという姿勢がある。専門的な書籍なので難しいところも多々あるのですが、私が一番気になったことは、動物と人間の本能的な自然への適合能力でした。動物が自然とより近い身体性をもっているのは、食べ物に対して適応能力を持っているから。『火の賜物』という書籍で、火は人間を進化させていると思っていたが、もしかしたら大きな間違いなのかもしれない。火によって自然から切り離された人間は、進化という退化の道をひたすら進んでいるようにも思えてくる。だからこそ自然から学ぶことがより一層重要になってくる。小さな貝殻、ヒトデ、海綿、クモの巣、自然のあらゆるものにものすごい可能性を感じてしまう。


経済と文化をより持続可能な方向に転ずるのにもっとも強力なテコとなるのは、デザインかもしれない。デザイナーとは、製品の機能性だけではなく、製品の個性をつくり出す人たちです。アール・デコ調のランプからキャデラックのテールフィン、ユーロスタイルのバング・アンド・オルフセンのステレオにいたるまで、デザイナーは社会の夢と抱負、つまりわれわれの現在の姿と将来の理想を捉える修行をする必要があるのです。(p.368)


Book

【本】★★★★
題名:火の賜物
著者:リチャード・ランガム
(2010 / NTT出版)

人間が人間になった根本的な原因にアプローチしている。火を手に入れたことは、単に生活様式を変えたのではなく、人間そのものを進化させた一番の要因かと思われる。動物は生食しかできないが、人間は食べ物を火にかけることにより「料理」することを覚えた。それは、摂取カロリーの増加や消化負担の軽減により脳に栄養が行くようになったと説いている。こんな考えをしたことがなかった。つまり、料理が人を作ったといっている。そして現代の食卓によって、人類は今後どこへ向かうのだろう。食べ物によって、人は進化もできるし退化してしまうと解釈してもよさそうです。世界に共通している料理における男女の役割も興味深いものがあります。


食べているものを話してくれれば、あなたがどういう人間かを話してあげよう

ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン (p.105)

FabLab Japan Workshop

FabLab Japanの活動に楽しく参加しています。学生時代から取組んでいる、ものづくりの楽しさ、ものづくりの過程で形成されるコミュニティやコミュニケーションの可能性を模索する方向性がリンクしており、とても面白いです。

「つくりかた」の未来

FabLab(ファブラボ)とは、3次元プリンタやカッティングマシンなどの工作機械を備えた、誰もが使えるオープンな市民制作工房と、その世界的なネットワークです。現在までに30ヵ国以上で FabLab が立ち上がり、子供から専門家まで、DIWO(Do It With Others) の精神で連携しながら、自由にものづくりをする活動が始まっています。

FabLab Japan は、私たちが住む日本にも、ひとりひとりの「つくりたい」という想いをカタチにする場を拡げていくことを目指し、情報の共有、ツールの紹介、ワークショッ プ、物理的なスペースの立ち上げなど、さまざまな「つくりかた」のサポートを行っていきます。(FabLab Japan 公式サイトより)


ワークショップでは、Craft ROBO(クラフトロボ)というカッティングプリンターを使用し、子供たちと一緒に好きなものをつくる。最近の小学生はいったいどんな感覚をしているのか、まるで想像がつかなかった。携帯、インターネットが当たり前にある暮らしはどんな感性を生むのか。なんてことを考えていても、やっぱり自分が面白いと思うことやすごいと思うことは子供にも伝わる。なんだかそんな発見がある。そして、女の子と男の子では全く興味の抱くものが違うということ。一体この違いは何なのだろう。細かい作業を粘り強くやる子、兄弟や祖父母のためにといろいろ作る子は、圧倒的に女の子だ。暴力的で気が散ってしまうのは、男の子に多い。それでもひとりひとりの子がとてもかわいい。性格が持つものを活かせればどの子も、とてつもない才能に溢れている。そんな発想や仲良くなる過程を体験できたことは、本当に得難い体験でした。


2時間という限られた時間の中、その場で希望にそったものをデータ化して切り出すというのはむずかしいので、事前にひな形データを作成しておく。そのデータをカスタマイズし、紙の色を変えたりするだけで印象が全く違うものになるから驚きです。担当した子と一緒に紙の指輪を作る。2Dに慣れた世界からリアルな3Dの世界へ飛び出す感覚を味わってもらいたかったのが、うまくいったようです。手でつくるというのは、もちろん大切です。私も手でつくることは大好きです。一方で、機械の良さもあります。両方のいい部分を取り込みながら、いまのやり方で遊びながら学ぶという方法もできるのではないでしょうかね。既成品を買ってくるのではなく、自分でつくる。インターネット、デジタルカメラ、3次元プリンターを使えばとても現実的な話になってくる。これからのアート、デザイン、いろいろなクリエイティブな可能性があるよう予感がしてなりません。世界ではすでに起こり始めている。

桃尻

毎年この時期になると、友人から桃が届く。「桃尻」という言葉は、この桃のためのものではないか、と思えるほどすばらしい。そして、いい香り。お見事!日本一!思わず、叫ぶ。


これは、立派な作品ですね。

Craft ROBO

朝からクラフトロボと格闘し、サンプル作成にいそしむ。

「時計台」と「羊」

手作りも好き、マシーンの良さもある、その間に広がる可能性、クリエイティブなコミュニケーション、そして新しいコミュニティと未来。アートやデザインが日常にあるような場所、つくりながら考えていくしかないです。「つくる」ことは、やっぱり楽しい。そして「むすび」になれば、もっと楽しい。そういえば、こんな格言がありましたね。


孔子曰く、「知る人は好む人に及ばず、好む人は楽しむ人に及ばず」(知之者不如好之者、好之者不如楽之者)

多摩美術大学図書館

2007年に開館したのだが、私は卒業してしまっていた… 八王子キャンパスに行く所用があり、やっと新図書館を体験してきました。行きたいけど、行ったらきっと在校生にものずごく嫉妬してしまう、そんな気持ちと葛藤していた。設計をされたのは、伊東豊雄氏です。アーチを用いた構造体と内外観が一体化しており、坂の傾斜にも合わせているので半屋外的な開放的な空間が広がっている。残念ながら図書館内部の写真撮影は禁止という事でしたが、アーチの曲線に呼応するかのように家具の配置がされていた。家具デザインは、藤江和子氏によるもの。ちょっとしたポケットのような空間があちこちにあり、ついつい長居をしてしまいそうに。私がいた頃とは、本当に雲泥の差で泣きそうになってしまった。心の底からうらやましかった。この気持ちのはけ口はどこへ…






多摩美術大学図書館
















情報デザイン学科教授の久保田先生に、CMTEL(シムテル)を案内してもらう。


CMTEL(シムテル)とは?

Color(色彩)、Material(材料)、Trend(傾向)、をExploration(調査)することによって、学生自身が制作物の材料や考え方、アイデアの糸口を見つけるためのLaboratory(研究室)です。CEMTELは、ACCD(アートセンターカレッジオブデザイン)との協定から生まれた日本初の素材研究室です。学内のみならず、社会やプロフェッショナルのために創造の未来を切り拓いていく重要なアーカイブです。

CMTEL



ところせましと並べられた素材のサンプルに胸が躍る。私がいたころは申し訳程度の規模だったらしいが、こんなに楽しいところになっていた。卒業生や外部の要望にも対応してくれるらしく、本当に心強い存在です。油絵の匂い、材木や作業途中独特の進行形な空気、懐かしい食堂、坂、坂、坂、息を切らしながら、「そういえばここにいたんだ」どれくらい時間が経っているのだろう、暑さなのかタイムトリップなのか少し頭がクラクラした。