5月から6月にかけて行われた『世界を変えるデザイン展』。一か月の会期で来場者が2万人と多くの関心を集めた中、これで無事終了というのではなくここから何ができるのかが問われるものでもありました。社会企業家の方が主催されているのもあり、ソーシャルビジネスの関係者や興味のある方々が多かった一方で、デザイン関係者は意外と少なかったという。会期終了後、展覧会から得られた気づきや発見をデザインの文脈で捉え直してみようというのが、この2.0という企画です。2回に分けて行われたトークセッションでは、これからのキーワードとなる考え方がたくさん出てきていた。
・いままでとは違う文脈で語られた「デザイン」だからこそ見えた新領域
・問題を可視化するデザインの力
・オープンソースの可能性
・日本の役割、向かうべきところ
…etc
より詳しく、まとめた形で発表する予定です。
その際は、お知らせするのでよろしくお願いします。
トークセッション「世界を変えるデザイン展2.0」
6月24日(木) 19:00~21:00
総括 ~ 「世界を変えるデザイン展」は何を変えた?
出演
芦沢啓治 芦沢啓治建築設計事務所 代表
兼松佳宏 greenz.jpクリエイティブディレクター 株式会社ビオピオ取締役
久世迅 株式会社平野デザイン設計 ディレクター
本村拓人 株式会社グランマ 代表取締役社長
NOSIGNER
ナビゲーター:藤崎圭一郎 デザインジャーナリスト・東京藝術大学美術学部デザイン科准教授
7月5日(月) 19:00-20:30
予感 ~ 日本のデザインは何処へ
出演
柴田文江 デザインスタジオエス 代表
清水久和 SABO STUDIO 代表、キヤノン株式会社 総合デザインセンター
田川欣哉 takram design engineering 代表
和田智 SWdesign TOKYO 代表
ナビゲーター:藤崎圭一郎 デザインジャーナリスト・東京藝術大学美術学部デザイン科准教授